イイタイダケ

言いたいだけです。2020年4月より有休消化、6月より無職。7月から本気出す。多分。

湖水地方に行きたい! / 『ピーターラビットと歩くイギリス湖水地方』と『ビアトリクス・ポターを訪ねるイギリス湖水地方の旅』

英国旅行の予定が新型コロナのせいで中止になり落ち込んでいます。しかし準備する時間がたっぷり取れたと考え、次に行けるチャンスを狙いつつ、もっと英国について勉強しているところです。

 

英国、湖水地方に行ってみたい!

子どものころから『ピーター・ラビットのおはなし』が大好きです。舞台となる湖水地方に行くことが長年の夢です。もっと詳しく知っておこうと、湖水地方に関する本を2冊読みました。

 

 『ビアトリクス・ポターを訪ねるイギリス湖水地方の旅』

ビアトリクス・ポターの一生を主軸に湖水地方を紹介した本です。

 

ポターの置かれた環境が、いかに抑圧されたものであったことがよくわかります。30歳をとうに過ぎた娘に、親の面倒を見ろ、結婚は許さないってひどいなあ。現代でも似たようなはなしはあるけど、ヴィクトリア朝の時代なら今以上に逃げ場がないからさらに大変だ。

 

かわいらしい絵本が生まれた背景には、自立しようと必死にもがいた女性の人生があったんですね。

 

 

 『ピーターラビットと歩くイギリス湖水地方ワーズワース&ラスキンを訪ねて』

作品を主軸に湖水地方を紹介したもの。ポターだけではなく、ワーズワースラスキンアーサー・ランサムについても書かれています。ピーター・ラビット・シリーズの動物相関図と、ビアトリクス・ポターを中心とした湖水地方関係の人物相関図が乗っており、とてもわかりやすく参考になりました。

 

ピーター・ラビット・シリーズのいくつかの作品にはコマドリが登場します。本書では「コマドリがキリスト受難の道行き証人であるためではないか」と説明されていました。やはり異文化を理解するためにはその国の宗教も理解しなくてはと、改めて思いました。

 
 

2冊を読んでみて知った新事実

ピーター・ラビットはベルギーウサギがモデル

ピーター・ラビットはベルギーウサギ(アナウサギの一種)、ポターが飼っていたピーター・パイパーがモデルなんですって。ずっとネザーランド・ドワーフだと信じていたのでびっくりです。昔本で読んだはずなんだけど、思い違いをしていたようです。

 

ポターはビクトリア&アルバート博物館に通っていた

湖水地方に住んでいたイメージが強いのですが、生まれはロンドンです。ビクトリア&アルバート博物館も是非行きたいと思っていたので、ゆかりの地であることを知れてよかったです。

 

『まちねずみジョニーのおはなし』の「まち」はホークスヘッド

イソップ寓話「田舎のネズミと町のネズミ」に基づく『まちねずみジョニーのおはなし』。田舎はニアソーリー 、町はホークスヘッドがモデルなんですって。どちらも湖水地方にあります。ホークスヘッドはロンドンに比べたら十分田舎ですが、ニアソーリーに比べたら大層都会ということなんだな。

 

 『グロースターの仕立て屋』は実話をモデルにしている

『グロースターの仕立て屋』は私がシリーズの中で一番好きな本。この作品にはモデルとなった実話があるそうです。2冊とも同じエピソードが出てくるのですが、書き方によって受ける印象が違います。こういうことがあるので、同じテーマの本を複数冊読むことが大事だなと思います。

 

グロースターは湖水地方ではなくコッツウォルズにある町です。そして私が英国で一番行きたい場所でもあります。絵本そのままのお店が残っているんですよ。近くにあるグロースター大聖堂は『ハリー・ポッターと賢者の石』の撮影にも使われた立派な建物。こちらの優美な回廊もぜひ訪れたいと思っています。

 

リンデス・ハウ・カントリーハウスはポターの母親が晩年を過ごした場所

2018年の阪急うめだの英国フェアでティールームとして登場したリンデス・ハウ・カントリーハウス・ホテル。ポターゆかりの地としてしか知識がなかったのですが、ポターが母親のために用意した場所だったんですって。

 

ますます英国へ行きたくなりました

新型コロナが落ち着くまで、我慢。早く海外旅行が自由にできる世界に戻って欲しいです。