イイタイダケ

言いたいだけです。

ワクチン1回目接種から3週間が経ちました

新型コロナウイルス・ワクチンを打ってきました。ファイザー製のワクチンを個人医院で接種しました。

明日2回目の接種日なので、この3週間の間に起きたことをメモしておきます。

 

接種前日

ポカリを前日から飲んでおくと良いとの情報をTwitterで得る。ポカリそのままは甘くて苦手なので、水やお湯で薄める。トイレが近くなるだけなので意味ある? と思いつつ摂取。

 

接種当日

注射

午前中に接種。右利きなので、左肩に。

アルコールアレルギーがあるので、他のもので消毒をお願いしたらまさかのイソジン。腕が黄色く染まるのが難。

痛くないって噂だったのに。看護師さんも注射が上手な方と聞いていたのに。ふつうに痛い。チクよりズブって感じ。針が残ったような違和感が数分続く。すぐに打った方の腕が怠くなる。

 

接種後すぐ

ワクチン接種後はやたらと喉が乾くので、引き続きポカリとほうじ茶をひたすら飲む。脱水すると体内に熱がこもる感じ。水分を摂ると熱が引く。
注射した部分は見た目変化はなく、針の跡もほとんど目立たない。ただし筋肉痛に近い痛みあり。日常生活に支障はないけど、痛いものは痛い。

関係は不明だけど、注射と反対側の手に突然虫刺されのような膨らみ。でも蚊ではなさそう。少しかゆみがあったが数分で消える。
皮膚が敏感になったような? 痛いようなこそばゆいような感じ。少しお腹がゆるいかも? これも気のせいかわからないレベル。

買い出し予定の日だったので、普通に買い物。腕に負担をかけないよう、重いものは避ける。翌日以降のために、冷凍食品と、食べやすいものをゲット。

 

6時間経過

熱や頭痛、眠気などはなし。

段々腕が上がらなくなってきた。夕食の食材は買ってきたけど、調理は無理だと判断。明日のお弁当は念のために冷凍食品買っておいて良かった。
夫に重たいものと惣菜を頼むメールを送る。

 

10時間経過

腕の痛みが強くなってくる。筋肉痛というよりは打ち身のよう。じっとしてると平気なんだけど、上げることができない。まつげの生え際が痒い。
そして眠い。でも嫌な眠さじゃない。入浴する。ぬるめのお湯をためた湯船につかる。

 

接種翌日

起きた瞬間からめまいと吐き気、悪寒。皮膚が少しの刺激でも痛い。腕がまったく上がらない。体温は36.5度と普段より少し高いだけ。平熱は35度代。欠勤の電話を入れる。

薄めたポカリをを飲むと少し楽になる。食欲はないが空腹を感じたのでバナナを食べ、バファリンを飲む。1時間ぐらいで効いてきたのか楽になった。

昼過ぎまで爆睡。寝汗がすごい。起きた時は割と気分も良かったのでゴロゴロしつつスマホで漫画を読む。しばらくすると空腹を感じ、同時に悪寒がぶり返し。卵かけご飯と作り置きのおかずをつまむ。バファリンが切れてきたと判断して再び服用。腕は上がるようになったけど、痛い。

 

3日経過

朝はまだ気持ちが悪いのを引きずってる。腕は大分上がるようになった。引き続きバファリンを飲む。

平常通り出勤する。昼前には気分も良くなり、腕の痛みもほとんど忘れるぐらい。いつもより疲れている感じはするけど、特に具合が悪いところはなし。

右腕に虫刺され風じんましんが三ヶ所。虫刺されの可能性もあるけど、多分副反応の方。膨れてはいないけれど、毛穴が数カ所、ポツポツ腫れていた。

 

4日経過

のどが渇くけど、トイレも近いのでしんどい。でもじんましんは痒みがなくなって、だいぶ目立たなくなってきた。全身の痒みもましに。何か体外に排出されてるのかな。

 

6日経過

接種してすぐからまつげの生え際が痒かったが、突然腫れてきた。洗顔料の刺激に反応しただけの気もするけど、普段は平気。

副反応のじんましん、かゆみがぶり返す。左腕に注射して、最初は何故か右腕に先に出たけど、今度は左腕にも出てきた。

 

1週間経過

まぶたの腫れは引かず。じんましんは時々痒くなる。一進一退。

 

2週間経過

じんましんはいつの間にか完治。足の親指に謎の鬱血。特別心当たりはないし、今までになったこともない。副反応かは判断が付きかねる。

 

3週間経過(正確には2週間と6日)

まぶたの腫れも一進一退しつつ、昨日やっと治った。

 

3週間経過してみて

接種1回目の副反応がここまで重いとは思わず、驚きました。体調は何とか平常に戻ったので、無事2回目の接種も受けれそうです。

 

用意しておいてよかったもの

  • 脱水対策のポカリスエット(スポーツドリンクなら何でもいいと思います)
  • 解熱剤としてバファリン(普段飲み慣れているものを)
  • すぐに食べられるもの(お菓子もいいけど、タンパク質を取ると回復が早いとの噂)

以上です。

あと、利用はしませんでしたが、アイスノンを冷凍庫に大量に用意していました。高熱が出た場合は重宝すると思います。

 

 

『進撃の巨人』最終話を読んだので、勝手な感想【ネタバレ注意!】

進撃の巨人』最終話を読みました。ナチュラルにネタバレしますので、未読の方はお気をつけください。

 

あくまでも個人的な感想です

特に熱心なファンというわけではありません。単行本で追いかけていて、読むのも1度きり。なので誤読している可能性もあります。

それでも、とても楽しんで読みました。色々考えることも多い作品だったので、感想を残します。特に気になった点のみ記しますので、まとまりもありません。

 

私の『進撃の巨人』歴

最初に読んだのは6年ほど前。タイトルは知っていたのですが、ずっと野球マンガだと思っていたんですよ。今でも野球って人気があるんだなーと、流行っていることを不思議に思っていました。夫が所持していて、「おもしろい」と言うので借りました。

まだ地下室にたどり着く前でしたので、そこには何があるんだろうと、ワクワクしながら読み進めたことを思い出します。以降、単行本が出るたびに夫に借りて読むことが習慣となりました。ちなみに、アニメ、映画は未見です。

 

結局「巨人」って何なの?

個人的に期待していたのは、巨人に何らかの物理的・科学的な根拠が示されることでした。体積の割に軽いことなどが示されていたので、ナノマシンだとおもしろいなと思っていたのです。しかし始祖ユミルが作った、で終わりでしたね。そこはちょっとがっかり。でも、砂でコネコネは斬新でした。エルディア人全員が巨人化する時は、ユミルめっちゃ忙しいな! と思いました。時間は関係ないにしてもね。

 

ユミルは本当に王を愛していたの?

ユミルがなぜ王に囚われていたのか。それは「王を愛していた」から。これはエレンが言っただけのことなので、真相かどうかはわかりませんが、真実に近いのだと思います。

最初は、どうして自分をひどい目に合わせた王を愛していたんだろうかと疑問に思いました。でも、ひどい目に合わせた故に愛していたのかなと考え直しました。

好きの反対は無関心という言葉があります。奴隷という立場、おそらく舌を抜かれて喋ることのできない、性格もおとなしいユミル。そんな彼女に、歪んだ状態であれ、関心を示したのは王だけだったのではないかと思うのです。

また、憎しみと愛は表裏一体とも表現されます。愛が強い憎しみに変わるように、憎しみが愛に変わる(錯覚する)こともあるのかなと。私自身、嫌いな人のことばかり考えてしまうことがあります。さっさと無関心になればいいのに、認めてもらいたいと執着してしまう。そんな感じなのかなと思いました。

 

注目! ハルキゲニア

そのユミルですが、「有機生物の起源」と接触したとジークが語ります。この「有機生物の起源」とは何なのでしょうか。

ハルキゲニアに似ていると夫と話していたのですが、本当にハルキゲニアがモデルであることが作中で示されましたね。なぜ後ろにいるアノマロカリスではダメだったのかと思いましたが、ハルキゲニアである必然性に気がつきました。

 

何もかも逆に復元された、ハルキゲニア

ハルキゲニアとは、カンブリア紀に実在した生物です。現代の生き物から考えると非常に不思議な形態をしています。それゆえ、化石から復元する際に、何度も間違った姿で想像されていました。

脚と背中の棘、頭と尻尾が取り違えられていたことが特に有名です。

ハルキゲニアを代表とする、カンブリア紀の生物については『ワンダフル・ライフ』という本が詳しいです。文章が装飾過多のため、ちょっと読みにくいかもしれませんが、興味深い本です。

 

 

あべこべの世界

進撃の巨人』の世界観として印象的なのが、事象が現実世界と逆になっていることです。

・太陽が出る方向が逆(検索したら詳しい考察が出てきますので、ここでは略)

・文字が逆(エレンの墓碑銘は本を逆さまに持てば読めます)

・原因と結果が逆(過去から未来だけではなく、未来から過去にも因果がつながる)

 

視点を変えれば逆になる=ハルキゲニア的な世界観

また、島の内・外で立場が変われば、善悪も変わる点も印象的でした。お互いを悪魔と呼び合う世界でしたね。

ここで解釈によって上下、前後が変わってしまうハルキゲニアが、この作品を象徴していることに気がつきました。

 

エレンが持つ「巨人」の能力と、SF小説

「始祖の力がもたらす影響には過去も未来もない… 同時に存在する」の発言から、真っ先に思い出したのが、テッド・チャンの『あなたの人生の物語』です。

宇宙人と接触することで、未来と過去を同時に知覚することが出来るようになった、言語学者の話です。主人公の思考と同期することができれば、パッと見える世界が変わる、魅力的な物語です。『メッセージ』という邦題で、映画化もされています。

 

 

もう一つ思い出したのがカート・ヴォネガットの古典的名作、『スローターハウス5』です。

エレンの「頭がめちゃくちゃになっちまった…」を理解するにはこちらの方がわかりやすいかも。この作品に出てくる宇宙人トラルファマドール星人は、過去から未来にわたる全ての時間を同時に一望することができる能力があります。

 

物語とキャラクターの主従

特にエレン、ミカサ、アルミンに感じることです。それぞれ魅力的な特徴を備えた登場人物のはずなのに、私にはぼんやりとした存在に思えるのです

進撃はゴールありきで書かれた作品なのだと思います。そうなると、重要なキャラクターほど、最終シーンと矛盾する行動はとれなくなるんですね。結果、ストーリーに従うために動くことになる。

逆に、どこで退場しても最終局面に影響を与えないキャラクターの方が、生き生きと、濃く感じられました。サシャやハンジがそうですね。大事ではないという意味ではないです。どう行動しても、ゴールには関係ないという意味です。

 

最終巻で一番好きなシーン

エレンとアルミンが子供の姿で語り合う場面です。1巻の時のワクワク、未来がまだ無限だと思っていた、彼らの姿が思い出されます。

その後の「そんなの嫌だ!! ミカサに男できるなんて…!!」と本音を漏らすエレンも、結末のためのコマではなく、物語を生きている感じがして好きですね。かっこ悪いけど、それがいい。エレンからミカサに対する感情を明言するのも全編通してこのシーンだけです。アルミンにはダサいところも見せられる。そんな友人がいることも、すべての業を一人で負うことにしたエレンにとっての、救いだと感じられました。

 

どこで間違えたの?

悲劇の連続が『進撃の巨人』の魅力ではありますが、やり直して少しでもよりよい過程を選べるならと考えました。するとやはりマルコの死が分岐かなあと思います。

ライナー、ベルトルトとマルコが「対話」できていたら、犠牲はちょっとは少なく済んだのではと思います。そもそも、因果が未来を発端とするなら、やり直しはできないんですけどね。なのであくまで私の想像、希望ですが。

 

139話34巻

巨人の寿命が13年であることをはじめ、作者は素数に思い入れがある印象です。なので139話で終了というのには、すぐに納得がいきました。流石に巻数までは調整できなかったかと思っていたら、139は34番目の素数であることに気がつきました。そこまでこだわるとは、すごいですね。

 

進撃の巨人』を読んで

個人的な嗜好として、謎がある作品が好きです。なので、どうして? が多い『進撃の巨人』は魅力的な作品でした。そして謎はすべて回収されましたので、読み終えて満足しています。

また、立場や信念によって善悪・正義が変わることを描いた点も好ましく感じます。視野を広く持つことの大切さは、独特の構図からも伝わってきました。一つのコマで複数の物語が展開する表現は舞台的にも感じられ、私好みでした。

エレンとミカサの物語としてはきれいに締めくくられていますが、アルミンをはじめとする104期や、マーレ側の登場人物のその後があれば、読んでみたいなあと思います。

 

転職成功? 退職してから一年が経ちました

昨年の6月に退職してから、1年(と数日)が経ちました。

今のところ転職は成功かな?

 

私の転職活動

憧れの職業に就きたい!

子どものころから憧れていた仕事がありました。しかし大抵が薄給&激務。また、自分には向いていないだろうという考えからあきらめ、別の仕事に就きました。

しかし今回の転職で、本当にやりたいことを仕事にしたい! と考えるようになりました。(かなり特殊な仕事なので、クリエイティブ系とだけ)

 

未経験可の応募がない?

しかし未経験アラフォーが応募できる求人は中々見つかりませんでした。せめてきっかけになればと職業訓練校に合格したところで、縁あって今の会社に採用されました。急なことで驚きましたし、職業訓練校は辞退することになったのでバタバタしました。

 

見習いスタート

採用の条件は、希望する職種の空きが出るまで、他の部署で働くこと。いつ空くかも分かりませんでしたが、中々ないチャンスだったので入社を決めました。他の部署では前職の経験を活かせそうだったので、いきなり違う仕事を始めるより、働きやすいとも感じました。また薄給・激務が多い職種にも関わらず、少しだけ業界が違うためにかなりゆとりがあることも魅力的でした。

そして意外にも早く希望の部署へ異動。今年から憧れていた生活が始まりました。

 

転職ビフォー・アフター

職種

営業事務→憧れの仕事

 

給与

事務職の平均程度→一旦は下がったものの、4月の昇給で大幅Up

 

就業時間

8時間+昼休み中+サビ残→時短営業中の為、7時間(おかげで時給が高い)

 

業務量

大量激務・一瞬のミスで数十万の損害あり→基本暇(体感1/10の仕事量)・やり直しがきく

 

取引先

大手から個人まで・業界的に気性が荒い人が多い→ほぼ大企業・ゆとりのある人が多い

 

職場環境

人が多く蜜・空気が悪い→人が少なく広い・新型コロナ対策はバッチリ

 

通勤

電車の乗り換えあり・関西で特に混んでいる路線→乗り換えなし・空いていて座れる(時間は数分だけ長くなった)

 

掃除

管理会社が掃除→業務時間内で当番制

 

人間関係

良くも悪くも昭和・仕事での当たりはきついが、すごく嫌な人というのはいなかった→未知数(感染症対策のため、極力会話を控えるように言われている)・一名、苦手な人がいる

 

転職して良くなった点・悪くなった点

仕事内容や待遇、環境に関しては文句なく良くなりました。

通勤時間は数分伸びましたが、本を読む時間と割り切っているので、むしろ読書が捗るとよろこんでいます。

掃除を自分たちでする会社はブラックなどと聞くので不安でしたが、業務時間内に行うルールですし、元々きれいな建物なので苦になりません。また、時々掃除専門のパートさんが来て、隅々まできれいにしてくださります。

まだ評価が定まっていないのが人間関係。日が浅いこと、昼食も黙食を徹底していて滅多に雑談をしないことから、どんな人たちなのか良くわかっていないんです。また、口を開けばネガティブな言葉しか言わない人がいて、苦手です。その人なりのコミュニケーション方法なんだろうと頭では分かっているのですが、嫌な気分になります。こればかりは慣れるしかないのかな。

 

意外にうれしい点

前職は都会のど真ん中でしたが、今は少し外れにあります。電車から見える風景ものどかですし、空気がきれいなのでホッとします。

また、有名な飲食店が多数ある地域です。今はテイクアウトに対応しているお店が増えたので、新規開拓を楽しんでいます。

そして、職場近くに図書館がある! しかも地元よりもずっと品揃えがいいんです。ちょうど電車でも座って読めますので、今の会社にいる間に、読みたい本を読みきらねばと張り切っています。

 

転職の結果

大成功だと思っています。もちろん数ヶ月なので結論ではありませんが、このまま働けるならとても幸せだなと感じています。

退職する時は、これ以上いい待遇の会社はないかもしれない。不満も自分のわがままかもしれない。なんて考えていました。しかし探せばもっとよい職場はあるんだなと知ることができました。

 

転職する価値はある?

自分の場合偶然にも「未経験のやりたい仕事」&「過去の経験が活かせる仕事」両方を求めている会社があったので採用になりましたが、普通は未経験からの採用は難しかったと思います。とてもラッキーだなと。

そして、それぞれに事情があり、特に金銭面を考えると転職は難しいことがあると思います。でも、少しでも希望があるのなら、チャレンジしてみる価値はあると感じました。

実家暮らしって悪いこと?

最近、こどおじ(子ども部屋おじさん)なんて言葉が出だして、実家暮らし=甘えって論調が前より強くなってきた気がします。

私自身、結婚するまでは子ども部屋の住人だったのですが、ちょっと納得がいきません。前半は自分語りなので、興味がない方は後半から読んでみてくださいね。

 

 

前半:私の場合

前提

母・・・情緒不安定。家事下手。メシマズ。片付けられない女。超ドケチ。

父・・・学生時代に他界。

実家・・・持ち家。父が団信に入っていたのでローンは終了。超古マンション。室内はロクにリフォームしていないので汚い。住民による掃除当番などがあり、人間関係は密。

 

家を出たかった私

私は子どもの頃から、自分の生活を持つことに関心が強く、早く家を出たいと思っていました。また、母とは仲は悪くないものの、親子としての相性は最悪でした(過去記事に色々書いています)。さらには食事が不味い、掃除・洗濯をしないことにかなりイライラしていました。あ、母に不味いと言ったことは一度もないですよ!

じゃあ自分で家事をすれば? となりますが、私が家事をするとヒステリックに怒られるので、こっそりするしかなかったのもストレスでした。何故家事をすると怒るかと言うと、母自身の至らない点を責められている気分になるとのことでした。そんなことはないと何度も説明しましたが、解決することはできませんでした。また家事の量が増える=水道代やガス・電気代がもったいないと思っていたようです。

節約生活を強いられていたのも苦痛でした。もちろん子どもの頃は親のお金で生活するわけで、ある程度は仕方がないと思っていました。また、あなたの将来の学費のためと言われれば、反論しようがありません。しかし肉類は最安値の輸入鶏胸肉オンリー、シャワーの使用は制限付き、肌着以外は汚れるまで洗濯しない、散らかっていて家に人を呼べない生活は、思春期の女子に非常に辛いものがありました。

そして周囲の住人の干渉が強いことも嫌でした。早く、知らない人ばかりの土地に行きたいなあとずっと思っていました。

 

 

家を出なかった私

なら家を出れば? って話ですよね。私もそう思いました。が、学生時代に父が亡くなり、情緒不安定な母をひとりにすることに抵抗がありました。また、家を出るタイミングで事情が変わって、結局出る機会を失ってしまったこともあります。

仕事が安定したら家を出ようと思っていた→1年で離職。

20代も後半、仕事も安定、貯金も増えた→夫と出会い1-2年内に結婚する予定だからそのタイミングで家を出たらいいじゃん。

という感じです。

 

 

私の対策

そんなわけで私は結婚して家を出るまで実家暮らしでした。

持ち家なので、家賃という名目では払っていませんでしたが、当然生活費は渡していました。2人分としては十分な金額+自分が贅沢したい分の色をつけていました。贅沢って、シャワーを自由に使う、お弁当に家で炊いたお米を持って行くなどの些細な希望を出すたびに、5千円ずつ積み増しですよ。高過ぎですが、ドケチな母を納得させるためには仕方がありませんでした。

また、食べたいものは自分で買って帰るようになりました。もちろん母との2人分。正直、自分で料理した方が安くておいしいのですが、そこは母が怒るので触れないようにしました。惣菜なら腹が立たないらしいです。不思議。お弁当を作るのもなぜかOKだったので、簡単なものを自分で用意していました。

力仕事や電球を替えるなど、以前なら父親がやっていた作業は全て私が行いました。これは単に母が出来ないからです。ふすまや壁紙の貼り替えも自分でやりました。大型家電の買い替えやリフォーム代も出していました。水回りの工事は、私が業者と交渉しました。古い家具は自腹で買い替えました。私が購入したブルーレイレコーダーは、実家を出る際に母に取られてしまいましたとさ。

洗濯も、手洗いできるものは母が見ていない隙に済ませました。風呂掃除は子どもの頃から私の当番だったので続けていました。ものは動かせませんが、掃除機は家中マメにかけていました。自分の部屋だけは、子どもの頃からきれいにしていたので、できるだけそこで過ごすようにしていました。

このような生活だったので、私としては家を出た方がずっと楽なんだけど、といつも思っていました。何より、情緒不安定な母の影響を受けることが、精神的に一番辛かったです。

 

 

後半:実家暮らし=甘え?

ひとり暮らしってそんなに偉いの?

このような生活だったので、実家暮らし=甘えと言われてもピンときません。もちろんひとり暮らしの大変さは分かります。ただし、ひとりで住んではいるけれど、経済的な援助を受けたり、親が定期的にめんどうを見にくる人もいますよね。なのでひとり暮らしだからイコール偉い、自立しているとも言えないと思います。

また、実家の経済的な事情で家を出られない、むしろ子どもが親を援助している場合もありますよね。外から見た、実家に住んでいるという事情だけでひとくくりにするのは納得がいきません。

 

じゃあ結婚してたら偉い?

結婚していれば自立しているのでしょうか? 結婚式代から、家まで親がお金を出す家庭もありますよね。義妹は毎週末、子どもを連れて実家に帰っています。その間子どものめんどうを見るのは義父母です(義父母がよろこんでいるのでこの場合は親孝行ですが)。

経済的に配偶者に頼りきりの人、家事を全くしない人、様々ですよね。結婚している=実家暮らしの人に比べて自立しているというわけではないと思います。

 

昔とは事情が違う

親世代が長く働く=若い世代の給料が出ないという状況の中、じゃあどこからお金を出すの? というと、親世代の財布から出すしかないのでしょう。以前は50代で定年を迎えていたんですよ。

さらにさかのぼれば、親はさっさと隠居して、子に家業を継がせていたんですよね。今では家業がある方が珍しいので、継がせるものがない。

結婚する平均年齢が上がり、独身時代は長くなり、未婚の人が増えている。参考になる過去がないんです。昔だったら、自分だったらで語る人は情報のアップデートができていないんじゃないでしょうか。

まして、キモいなんて感情論は論外です。成功とか体験とか言う人もいますが、それは実家暮らしでは絶対にできなかったものなのでしょうか?

親のありがたみっていうなら、実家の家事を全て自分で負担してみたらいいのでは? 自由の有無は親子関係の問題です。実家暮らしの問題ではありません。

 

典型的なこどおば

前の職場に、子ども部屋おばさん(というと失礼ですが、優しい先輩です)がいました。家事はお弁当作りに至るまで全て親まかせで、一般的にイメージされるいわゆるこどおばです。

しかし、その先輩の母親は、子どものめんどうを見ることが生きがいのタイプで、それを奪うことができないとのことでした。また、生涯独身であること、将来的には介護をする覚悟をしていました。

いろんな事情があるんだなあと思ったものです。

 

ひとり暮らし歴が長い夫の場合

夫は大学が実家から遠方のため、ひとり暮らしをしていました。費用に関しては奨学金&アルバイトで苦労したようですが、家事はほとんどしなかったようです。炊飯器にキノコを生やす才能はあるとのこと。

結婚した際の引っ越しの手続きも全て私任せでした(書類を見ると文字通りフリーズするので、諦めました)。結婚後は手続きも家事もするようになりましたが(またはさせた)。

また、長期留学の経験もあるのに、旅行の手続きができません。源泉徴収票の書き方も毎年質問してきます。貯金をするという発想もありませんでした。今までどうやって生活してたのか不明です。

ソースが少なすぎますが、ひとり暮らしって本当に自立できるの? と疑問です。

 

ひとり暮らしをしないと困ることになる?

逆にひとり暮らしの経験をしたことがない私ですが、結婚後、引っ越し関連から始まって手続きで困ったことは特にありません。もちろん初めてのことなのでいろいろ調べて時間はかかりましたし、不安に思うことはありました。しかし不備があって生活できないということはありませんでした。

また、自分で家事ができることがうれしすぎて、今は毎日が楽しいです。もちろん全て初めから上手にできたわけではありませんが、家事に関しても問題を感じません。むしろマメだと人に感心される方です。

 

実家暮らしは結婚できない?

ちなみに私が出会った頃の夫は実家に戻っていました。実家の近くに就職したためです。そして家事は親まかせでした。なのでこどおじ=結婚できないに反論する一つの例となります。まあ私にモテたい人はいないと思うのであまり意味はないかな。

 

 

まとめ:実家暮らしって良いこと?

家族単位で家計・家事を考えませんか?

夫婦なら、夫と妻2人の事情で経済的負担・家事の負担を決めますよね。実家でも同じようにしないのですか? 稼げる人、時間に余裕がある人、家事が得意な人、苦手な人。それぞれの事情で話し合えばよいのではないでしょうか。

実家だから、親子だからと特別なフィルターをかけすぎな気がします。結婚・同棲・ルームシェア、様々な形で他人と暮らすのと同じように、実家での生活も考えればよいと思います。

 

選択肢を増やそう

一生実家暮らしをする必要もないんです。出て、戻ってもいいんです。その時に一番いい選択をすればいいと思います。若い間は給料も安いですし、私のように短期離職する人もいると思います。そんな時、お金に困っているからとりあえずすぐに転職しよう! →またブラック企業のループに陥るよりは、一時的に家族に甘えてもいいと思います。

※揚げ足取る人がいそうなので、先に書いておくと、無職の間も働いていた時と同じ金額は入れていました。なので完全に甘えていたわけではありません。ただしかかる金額がひとり暮らしよりは安く済むため、助かりました。

逆に親が困っている時に助けることもできます。ひとり暮らしで余裕がないよりは、実家暮らしでお互い助け合った方がいい場合もあります。

実家暮らしだから/ひとり暮らしだから、良い/悪いではなく、選択肢を増やすことが大事だと思います。

 

ベランダガーデニング4年目にして知ったこと

ベランダに鉢植えを置いています。主に料理に使えるものがメインで、少しだけ違うものも。4年目にして初めて知ったことがたくさんあるのでメモしておきます。

 

今年知ったこと

シソは毎年生える

4年前、シソの苗を購入。以降一度も買っていません。特に種を取って蒔くというわけでもなく、自然発生しています。今年は2月末にはちらほら双葉が見かけられ、最近ではだいぶ増えてきました。ずっと育てていると香りが落ちるということも聞きますが、我が家のシソはむしろ香りが強くなってきている気がします。どこかで途絶えるかと思いましたが、少なくとも今年はまた楽しめそうです。

 

ミントは隣の鉢から生える

毎年冬になるとほぼ枯れて、春先には復活するミント。今年はなぜか植えていた鉢ではなく、隣の鉢から元気よく芽を出しています。

鉢はほとんどスリット鉢というものを使っているのですが、このスリット部分から根が抜け出して、隣のスリットに侵入している様子。すごい生命力。

 

レモンバームはどの鉢からも生える

レモンバームは昨年、たくさん花が咲きました。そのまま放置していたところほとんどの鉢に増えていました。しかも根が強くて、抜こうとしたら鉢から土が丸ごと抜けてしまって驚きました。シソもミントもレモンバームも全てシソ科ですからね。シソ科の植物は強い。

 

タンポポは勝手に生える

使っていない鉢にタンポポが生えています。もちろん植えたわけではないので、綿毛が飛んできた様子。他にも植えた覚えのない草が時々生えます。種が飛んできているのか、虫や鳥が運んでいるのか、自然ってすごいなあと思います。綿毛をドライフラワーにしてみたいので、ひとまず抜かずに様子を見ています。

 

アボカドはペットボトルでも木に育つ

スーパーで買ってきたアボカドの種。ペットボトルの底に穴を空け、土を入れただけの鉢に放置していたら、1年で木になりました。そろそろ狭そうだなとは思っているのですが、大きな鉢に植え替えて育ち過ぎても置き場がないので、しばらくは今のまま我慢してもらおうと思います。

 

同じ株は同じ時期に花を咲かせる

ローズマリーが好きで、複数種を挿し芽で増やしています。今年は複数の鉢で同じ種類のローズマリーが花を咲かせています。実はローズマリーの花が咲いたのは今年が初めて。そして元が同じなら、同じタイミングで咲くことに、考えてみたら当たり前なのですが感動しました。

 

スリット鉢は本当にオススメ

これは宣伝なのですが、スリット鉢は本当にオススメです。1年目、素焼きの鉢で色々失敗したのですが、スリット鉢に変えてからほとんど枯らしていません。終売になったら困るので、売れて欲しいです。心配しなくても売れてそうですが。

見た目は普通のプラ鉢なので、大きめの、見栄えのいい鉢の中に並べて使用しています。暑さ寒さも防げるので、夏も冬も何とか乗り越えています。

 

 

映画を観て『無職の間にやりたいこと100』を完了させたよ

『無職の間にやりたいこと100』に載せていた映画を観ました。無職の間には間に合いませんでしたが、これにて完了です。

  

ミスポター

ピーターラビットが大好きなのと、湖水地方の風景が見たくて選びました。

ベアトリクス・ポターに関しては何冊か書籍を読んでいます。偏屈で、器量も良い方ではないイメージがありました。映画ではそこは薄めてあって、意志が強くチャーミングな女性として描かれていました。父母との関係も割とマイルドになってたかな。

ポターの空想で絵からピーターたちが飛び出してくる様子、ロンドンの家のインテリア、ヒルトップ・コテージ周辺の風景などはすべて美しく、うっとりしました。

個人的にユアン・マクレガーが出ている映画にハズレなしというジンクスがあり、やはりハズレなしでした。

 

 

ライフ・イズ・ビューティフル

まずイタリア映画だったことにびっくり。だって英語のカタカナ表記がタイトルだから、てっきり原題も英語だって思うでしょ。

イタリア映画はニューシネマ・パラダイスぐらいしか観たことがないのですが、ノリが似てるなあというのが第一印象。そして戦時中の話ということで身構えていたのに、前半はコメディータッチのラブロマンスで驚きました。せいぜい町に貼られたポスターと、馬への嫌がらせぐらいですかね、戦争を示すものは。

美しい日々は過ぎ、一転厳しい世の中に。主人公と息子、叔父はユダヤ人ということでナチス強制収容所に送られてしまいます。そこで主人公の妻までついていったのには驚きました。彼女はユダヤ人ではないのだし、実家もお金はありそうなので、残って帰りを待つわけにはいかなかったのかな。最善の行動とは思えなかったのですが、かといって別れるわけにもいかなかったのでしょうね。

主人公は息子に、この特殊な環境はゲームであり、一位になったら本物の戦車がもらえるんだと教えます。もちろん嘘ですよ。そして一位になるためには隠れていなきゃいけない。そのおかげで息子は終戦まで生き抜くことができました。周囲の人も消極的には協力してくれているんですよね。自分たちの身だって危ないのに。

迎えにきたのはアメリカ軍の戦車。息子は戦車に乗って大喜び。主人公の嘘が本当になったというわけです。このアメリカ軍の兵士がいかにもマッチョ・ヒーローって感じでちょっとムカつく。実際にもこんな感じだったんだろうな。心から良い事をしたと思ってるんだ。勝った国が正義になる。

その主人公のラストは納得がいかないのですが、ハッピーエンドにするわけにはいかなかったのでしょうか。というか普通に戦争犯罪じゃん。

今起きていることに対して何ができるか。状況に流されるのではなく選択することができる事を教えてくれる映画です。

 

 

度々読み返す本に『夜と霧』があります。こちらはアウシュビッツに収容されていたユダヤ精神科医が書いた本です。過酷な環境に対して人はどのような態度を取るのか。『ライフイズビューティフル』と共通した主題を持つ本です。

 

 

尼僧物語

 美しいオードリー・ヘップバーンが見たくて鑑賞。内容もとてもよかった。こちらもライフ・イズ・ビューティフルと同じ時代の話ですね。舞台はベルギーです。

自分は尼僧になりたいとはかけらも思ってはいませんが、「内面の沈黙」には興味があります。是非得たいものですが、それ以上に世俗に未練があるので無理そうです。尼僧の掟にも疑問がたくさんあります。まさに本末転倒、手段と目的が入れ替わってる。まさにそこがオードリー=シスター・ルークの「病気」なんですよね。良心と信仰が対立するんです。  

自分はよく正義感が強いと言われるんですけど、自覚がなくて不思議だったんです。そして最近謎が解けたんですよ。自分が従っているのは自分の良心、または自分が「人として当たり前であると思うこと」なんですね。そこに対しては厳しいので、他人から見れば正義感が強いように見えるようです。でも正直世間の正義とかルールには興味がありません。もちろん大幅に社会からはみ出したら生活に支障が出ることは分かっているので、ある程度は守りますが。

映画でも「患者が話したがっているのに、鐘がなったら離れなければならないのはなぜか」とシスター・ルークが問うんです。多分私も同じところで引っかかっただろうなあ。目の前の人と向き合うこと以上に大切なことなんてないんですよ。それが信仰や尼僧の掟であったとしても。

そもそもシスター・ルークがなりたかったのは貧しい人々を助ける看護師であり、尼僧になるのはその手段に過ぎないわけです。当人は自覚していなくても上手くいくはずないんですよ。

なのでシスター・ルークが修道院から出て行くシーンはスッキリしました。彼女はこれから尼僧であった時以上に、たくさんの人を救うでしょう。何より振り返らない、後ろ姿のオードリーが凛として素敵でした。

 

 

 

aoio-o.hateblo.jp

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新年の抱負は新年に立てない/2021年は合理性より欲求を優先

今さらですが、あけましておめでとうございます。

気がつけばお正月も過ぎ、もう1月も半ば。日が経つのが早くて驚きます。

 

毎年、一年間の目標や抱負を決めています。しかし年末年始ではなく、いつも9-11月ごろに決めて、さっさと実行することにしています。なぜかというと、お正月頃は普段と生活リズムも違いますし、誘惑も多いので早々に挫折しやすいからです。 

そんなわけで2020年の暮れから早速心がけていることは、「合理性より欲求を優先する」です。逆じゃない? 合理性を優先するのでは? と思われそうですね。

これは理由がありまして、私が超合理主義者だからです。子どもの頃から「合理的であること=正しい」と思い込んで育ってきました。そのため合理性を優先することが当たり前なんです。そうすると、自分の欲求をないがしろにしてしまうことが多々あるんです。小さなことではありますが、疲れたら休むとか、眠いときは寝るとかそんな当たり前のことも無視してしまいがちなんです。

若いときはこの性格のおかげで達成できたこともたくさんあったのですが、そろそろ無理のきかない年になりました。前の職場ではこの無理が、周囲から当たり前とみなされてしまって壊れかけました。そのため、新しい環境では自分自身が望むことを優先するようにしています。

 

ちなみにブログやTwitterは特に利益もないのに、ただ書きたいという欲求に従っており、やりたいことを素直にやる良いトレーニングになったなーと思っています。

こんな感じで書きたいことだけを書いていくブログですが、本年もよろしくお願いいたします。