イイタイダケ

言いたいだけです。

平沢進+会人(EJIN)「会然TREK2K20▼02」大阪公演2月23日を観てきました!

平沢進のライブへ行ってきました。

初めての参加だったのですが、会場の盛り上がりに圧倒されました。

 

 

会人はバーコード頭(語弊あり)で出てくるし

みんなセグウェイに乗ってるし

白髪メガネの平沢はそのまま普通に歌うし

期待以上のカオスでした。

 

テスラコイルやレーザーハープの演出もおもしろかったし

背景縦長画面の映像や、ステージへの投影など

見るところが多くて忙しかったです。

 

一曲目から『世界タービン』回ってるし。

ところでセットの設置が完了していなかったのは

演出ではなくトラブルかな?

まあタービンが回るから大丈夫です。

 

『アディオス』の最後、音を止める時のフリがカッコよかった。

『パレード』から『庭師KING』のつなぎもいいし

『Caravan』『ride the blue limbo』『救済の技法』が聴けたのも嬉しい。

 

『Σ星のシダ』は普段あまり聴かない曲だったのですが

今日の演奏はすごく好き。

 

そして『QUIT』のラスボス感。

最後テスラコイルだけがステージに残る演出もよかった。

  

夢の島思念公園』は"夢の島"と"中之島"つながりでやらないかなーと

冗談で思っていたら、本当に演奏されたので驚きました。

 

『Wi-SiWi』はノーチェックでした。

アルバム『ホログラムを登る男』をまだ持っていないので買わないと。

 

 

どこかで「テクノ法要」という単語が頭をよぎったのですが

どの曲だったかな。

 

あと時々足をパタパタ動かしている時があって

それがリズムをとっているみたいで、かわいいと思ってしまった。

足元のコントローラーを踏んでいたのかな。

 

爆音は久しぶりだったので

音って振動なんだなあということを思い出しました。

手に持っていたコートが共鳴して震えていたのがおもしろかった。

 

 

会人はバーコードの顔面が剥離したらしい。

なにそれこわい。

 

最後は「ありがとう」が聞けました。

 

 

『TOWN-0 PHASE-5』は定番だと思っていたので演奏されなくて残念。

『オーロラ』『白虎野の娘』も生で聴いてみたい。

 

東京公演は不参加ですが、演目が変わるならDVD化して欲しいな。

絶対買います。

 

 

 

 

 

 

ゲーム・オブ・スローンズに挫折した件

おもしろいとう噂なのでAmazon Primeで見始めたのですが

シーズン1の2話目の途中で挫折しました。

 

登場人物が多いし、世界観が独自なせいかな。

変わった話は好きだし、SFもファンタジーもよく観たり読んだりするのに

なぜか馴染めないのが不思議です。

重要な人物かな?と思った人があっさり死にすぎなので気が滅入るのかも。

 

何より先が長いからなあ。

これが数話で終わると分かっていたら、がんばって観るのですが。

 

勝手に想像したストーリー。

多分黒髪のイケメンと金髪美少女(名前を覚えていない)が主人公格。

黒髪イケメンは出生に秘密がある系。

で二人は出会うみたいな。

  

落ちた男の子が助かったかは気になるし

お転婆な女の子が活躍するなら面白そう。

あとホワイト・ウォーカー(これだけ名前を覚えた)の正体は知りたいかも。

 

ピーター・ディンクレイジが出てるんですね。

ピクセルで個性的(体格ではなく演技が)で上手い俳優だなあと思っていたので

彼の役が死ぬまで観ようかな。

結構最後の方まで生き延びそうだなあ。

 

結局最終話まで観るかも。

 

 

 

 

久しぶりに興味を持った女性アイドル

欅坂46っていいですよね。

まったく詳しくないのですが時々動画を見ています。

 

センターの子の表現力がすごい!

というのがきっかけで、引き込まれるなあと思っていたら

平手友梨奈の脱退が発表されて驚きました。

 

しかも次にいいなと思うのは、『サイレントマジョリティー』で

目立つあの子と思っていたら、鈴本美愉も卒業。

 

女性アイドルで注目したのは久しぶりだったので残念。

『不協和音』『ガラスを割れ!』『黒い羊』あたりの

平手の入り込み方が凄すぎて怖いぐらい。

 

 

モーニング娘。世代だけれど

安倍なつみから辻加護ぐらいまでしかわからないレベル。

でも、松浦亜弥ソニンは歌に力があって好きだったな。

 

AKBグループは神7は一応わかる程度。

前田敦子はミュージック・ステーションで

脚をきれいに揃えて座っていたのが好印象で

『フライング・ゲット』だけは時々聴く。

 

バラエティーで見かける程度だったけれど

道重さゆみ嗣永桃子渡辺麻友みたいな

アイドルであることに徹底した子は

プロ根性があって応援したくなりますね。

 

 

好きなアイドルの脱退・卒業はファンが辛いだろうなあ。

と、タカラヅカファン(退団という大イベントがある)

の私は心配してしまうのです。

 

映画『 ハリー・ポッターと賢者の石 』をやっと観ました

スイス・アーミー・マン』でダニエル・ラドクリフに興味を持ったので

ハリー・ポッター』を見ました。

ハリーがメニーに見える瞬間があって、観る順番を間違えたなあ。

演技がまだ初々しいですねえ。

 

ハリー・ポッター』は高校生の頃に流行ったのを覚えています。

図書室通いをしていたので、仲良くしていた司書の先生が

今、手に入りにくい本だからと勧めてくれたんですよね。

 

ただ、あまりの悪文

(原文が悪いのか、訳が悪いのか当時はわからなかったのですが)

に読む気が起きず、3行読んだだけで返却してしまいました。

 

なのであまりいい印象がなかったんですよね。

でも人気があるし、今度イギリスにも行くしということで見てみました。

 

 

良かった点

 

1.フクロウがたくさん出てくる

 フクロウが大好きなので、幸せ。

 

2.キングス・クロス駅のプラットフォーム9と4分の3番線

 日常の隣にある異世界というのはワクワクしますね!

 

4.魔法使いの道具や舞台の、アンティークな雰囲気が素敵。

 オックスフォードにも行きたいなあ。

 小物類も凝っていていいですよね。

 

3.作曲がジョン・ウィリアムズ

 彼の映画音楽のファンなので。

 時々宇宙の酒場とか、プテラノドンの飛行とかが頭をよぎるけど。

 

4.スネーク先生がかわいい。

 怪しすぎるから怪しくないという存在。

 あれは見た目ツンなだけで内心デレなタイプかと。

 

 

私は普通の人が知恵と努力と根性で成り上がる話が好きなので

ハリーはちょっと苦手なタイプ。

ハーマイオニーの方が共感できますね。

エマ・ワトソンがかわいいし。

 

あといつも失敗ばかりしている子(名前が分からない)にも注目。

彼は大物になりそう。

 

 これでイギリス旅行もさらに楽しくなるはず?

映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』を観ました

スター・ウォーズ 旧三部作のファンです。

ネタバレはしませんが、内容に触れていますので

未見の方はご注意ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スター・ウォーズ ファン的にうれしかった箇所

・過去作品を踏襲したジェダイの修行シーン

ミレニアムファルコン活躍

・ドロイド大活躍

・ランド登場

・新しいクリーチャーがたくさん出てきた

・恒例のクリーチャーノリノリなシーンがあった

・「嫌な予感がする」

・ルークの努力が報われた(乳搾りしてドヤ顔は無かったことにした)

・Xウイング復活&ルークとヨーダの修行シーンの再現

・歴代ジェダイが声で出演

・エンドアとイウォークが登場

・ウエッジ登場!!!!!!!!!!!!!!!

・ハンのベルトがチューイの手元に

・タトゥイーンのサンドクローラーとルークの生家

・双子の太陽

 

 

素直な感想

・8は無かったことにしたらしい

・レイア強い

パルパティーン多機能死体(@スイス・アーミー・マン)みたいだわー

・生きてる?からのやっぱり多機能死体だわー

・ハックス将軍がヤング・マクレガー(@ピーター・ラビット)に見える

・スパイはあいつだろ?やっぱりあいつだ

・ベンはマザコン

・フィンって結局フォース使えるの?

・ファズマ出てこない

・レイの秘密は知ってた、みんな知ってた

・で、結局レイの両親って誰?

 

 

スターウォーズ旧三部作のファンとしてはウエッジ登場が一番嬉しかった。

登場キャラクターの中でルーク・、R2-D2の次に好きなんですよ。

 

レイの血筋についてははっきり明かされていますが

それがどんな人たちだったかは結局分からずじまいなので消化不良です。

 

エンターテイメント作品としてはおもしろかったし

シークエル三部作の最終話としては無難にまとめたなあという印象。

個人的にはスター・ウォーズは旧三部作のみで完結しているので

他の作品なんてローグ・ワン以外は存在しないってことにしておきます。

 

 

映画『スイス・アーミー・マン』を観たので多機能死体について語ってみる

ハリー・ポッター役の人が死体役なんだってー。

とうざっくりした前情報のみで選びました。

 

いや何でこれ選んだし。

何でこれ最後まで観たし。

でも観てよかったかも。

な、不思議な映画でした。

 

タイトルはスイスアーミーナイフ並に多機能な死体、という意味。

スイスの人怒っていいと思う。

 ネタバレありです。

 

 

遭難し、無人島で一人過ごすハンクは絶望していた。

自殺を図ろうとしたタイミングで、浜辺に打ち上げられた人を見つける。

だが、その男は既に死亡していた。

 

希望が絶たれ、再び自殺を試みるハンクの目の前で死体は一人でに動き出す。

溜まった腐敗ガスが死体を動かしていたのだ。

それをジェットスキーとして活用することを思いつき

ハンクは島からの脱出に成功したのであった。

 

このあたりは爽快に(?)観られたのですが

死体が話し出すあたりからちょっとこれヤバイなって思いましたね。

 

そう、喋るんです!

最初は空気が勝手に漏れただけかなっていう感じで。

メニーとかいうのでそれが死体の名前になっちゃいました。

でも会話が成立するんです。

 

ハンクも一度は怖がるのですが

会話に飢えた彼は、メニーにもっと話せって殴るんですよ。

相手が死体でもひどい!痛そう!でももう死んでる!

そして人間って、ずっと一人でいると頭がおかしくなるんだなーと思いました。

 

島から脱出したのはいいけれど、辺りは無人

雑誌などのゴミはあるので、人の気配はあるのだけれど

再びさまよう羽目になるハンクとメニー。

そう、なぜかメニーを連れて(引きずって)行くのです。

 

しかしメニーがとにかく便利。

身体に溜まった雨水は飲料水になるし(飲んでいいのかそれ?)

歯で髭を剃ったり、木を切ったり、頭突きで杭を打ったりできる。

基本ギャグにしか見えないんですが、頭突きは痛そうでひえってなりました。

 

色々な話をするハンクとメニー。

メニーは生きている時の記憶がないらしく、小さな子どものような

無邪気であるがゆえに無遠慮な質問をハンクにたくさんします。

ハンクも相手が死体だからか、他人には言いにくいことを告白します。

 

なんかいい話風ですが、会話の内容は主にシモの話です。

しかしPTSDに近い経験を持つハンクには

良いカウンセリングになっている様子。

不仲の父親との関係についても本音がこぼれます。

 

そんな中メニーは、ハンクのスマホに表示された女性・サラに

一目惚れします。

彼女に会いたいと、なぜかハンクへサラに変装することを依頼します。

そしてやけくそで女装をするハンクは意外とかわいい(ような気がしてきた)。

 

サラになったハンクと、メニーがバスの中で出会ったら。

そんな想像を二人できゃっきゃと楽しみます。

バスはハンクが異様にレベルが高い工作能力で、メニーを使って作成したもの。

彼はバス以外にもテントやエキストラまで様々なものを作るのです。

 

しかしサラのことが好きなのは、本当はハンクのはずなのです。

彼はサラに話しかける勇気はないものの、バスで隠し撮りした写真を

スマホの待ち受けにしていたのでした。

 

そしてサラとメニーのやり取りは

ハンクが本当はやりたかったことを、メニーに投影しているような印象です。

そもそもメニーがなぜサラの名前を知っているのか。

 

メニーが喋るというのはハンクの妄想なのでは?という

出来るだけ考えないようにしていた疑惑が浮上して来ます。

 

……とにかく客観的に見ると異常なのですが、二人はとても楽しそうです。

空想の世界はファンタジックで幸せがあふれています。

そして男と死体の美しい友情を見ることができます。

見てうれしいかはわかりませんが。

 

余りにも楽しそうなので、もうずっと二人で暮らしちゃえば

と思っていたら、唐突に車登場。

そして熊登場。

そしたら民家が現れて、それはサラの家の裏庭だったというご都合展開。

 

そう、急展開すぎます。

しかもサラは既婚者で、子どもまでいます。

ハンクはそれを知っていたのですがメニーに伝えられずにいたのです。

 

 

しかし二人の友情は社会に戻ってきたことで終わりです。

マスコミ、警察、ハンクの父親までもがやって来て

ハンクとメニーは引き離されます。

メニーは身元不明の死体だからね。

 

しかしハンクはメニーを警察に渡さない!

と盗み出してしまうのでした。

完全に狂人として扱われるハンク。

 

二人の秘密のバスも見つかって

魔法のような日々が、異常者の妄想として白日の下に晒されてしまいます。

あの特別な日々が、常識という暴力で失われてしまうのだと

悲しい気持ちになりました。

 

いつの間にかハンクとメニーに感情移入している自分に驚きます。

二人だけの世界だとあんなにも自然に思えたことが

社会から見るとどう考えてもオカシイ。

 

現実世界はメニーの存在を認めません。

死体は喋らないし、多機能でもありません。

そんな彼らの前で、メニーは海へ旅立って行ったのでした。

ガス溜まりすぎじゃない?

 

 

結局全てはハンクの幻覚なのでしょうか。

 

ハンクは生きることを諦めていました。

対照的にメニーは死体ですが、恋をし、人生(?)を楽しんでいました。

それはハンクが失っていたものです。

おそらくハンクが欲しかったものです。

 

そしてハンクはメニーといる時は自由に振る舞うことができました。

二人は想像の中ではサラと仲良くなることができました。

 

しかし現実は、ハンクとメニーを一緒のままにはしてくれません。

サラがハンクに振り向くこともありません。

社会を、常識を基準にすると美しいものが失われてしまいます。

 

二人だけの世界で生きていくことは悪いことでしょうか。

メニーが本当にいたっていいじゃない。

そんな気持ちになりました。

そんな気持ちになった自分が一番わけがわかりません。

 

そしてこの映画を作った監督、企画を通した人たち

死体役を引き受けたダニエル・ラドクリフをはじめ出演した俳優

みんなわけがわかりません。

わけがわからないことが存在してもいいんだなーと思える作品でした。

 

そして多機能死体というパワーワードがマイブーム。

 

 

シモとマイルドに表現しましたが

家族で観るとものすごく気まずいと思うので

一緒に見る人は選んだ方がいいと思います。

私は家族と観ました!